これが喉の中です。
- 甲状披裂筋 声帯を閉じる筋肉
- 輪状甲状筋 声帯と引っ張り伸ばす筋肉
簡単な仕組みとしては喉を空気が通りそれを遮断する膜(声帯)に空気があたり膜が振動することにより音になる、と言う感じです。
声が出ている時は普通声帯は閉じています、当然ながら閉じていないと声帯が振動しないため音になりません、息漏れなどと言われている人でも声が出ている以上必ず声帯は閉じていますが、少し隙間が空いていたりするとそこから空気が漏れてしまう、かすれたような声になってしまいます。
声帯が確りと閉じていればそれだけ振動が大きくなり、芯のある声になります。
裏声は声帯を引っ張ることにより、ピンと張った声帯に空気があたり高い声が出ます。
わかりやすい表現で例えると、輪ゴムを余裕も持って引っ張った時と限界まで引っ張った時では限界まで引っ張った方が高い音がでるのと仕組みはほぼ同じです。
裏声で息が漏れやすくなるのは引っ張ることにより声帯の間に隙間が生まれてしまうため息が漏れてしまいます。
声帯がの間に隙間が空くと声帯に空気あまり当たらず振動しないたいめ音も弱くなってしまいます。
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医学的な解明
人間の声の仕組みに関して医学的に完全には解明されていません。
だからこそ感覚的な表現になってしまう部分もあるのかもしません、人間の声は「奇跡」と呼ぶに相応しい絶妙なバランスによって成り立っています。
つまりかなりデリケートな部分であり、ちょっと喉を壊してしまうだけで声が変わってしまったります。
ポリープなんて聞いたことありませんか?
簡単に言えば喉にできものができてしまった状態です。
声帯に出来物が出来てしまうことにより声帯が閉じない為声が出ない、なんてことになってしまいます。
これを摘出したり、あまりにひどい状態から回復した場合、声帯のの形が変わってしまい声が変わってしまいます。
歌うことが楽しいのであればそれだけ喉のケアを怠らないようにしましょう。
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応用編
声帯の仕組みを知ること良い発声へと繋がります。
細かく言うのであれば、声帯の仕組みを知ることにより今現状からの改善すべきポイントがわかりやすくなる、とうことです。
息漏れについても少し触れましたが、声帯の仕組みがわかれば息漏れに対して何をすればいいのかわかりますよね。
裏声を地声っぽくしたい!芯のある裏声が出したい!なんてことも声帯の仕組み、裏声の仕組みを知っていれば自分は何ができていないからうまくできない、とういうことがわかりますよね。
単純にトレーニングを確りやっていれば歌が上手くなることは確実ですが、自分の頭で考えて理解した上でトレーニングを受けた方が上達は確実に早くなります。
目には見えない感覚になる部分が多々あるために自分のことは自分で確りと理解しておくようにしましょう。
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