最近ネット上で色々な楽曲を聞かせて頂いていますが、多くの人が基礎を疎かにして小手先に技術を得ようとしています。
歌が上手くなりたい気持ちは大事ですが、技術は基礎の上に成り立ちます。基礎的な部分を疎かにすると、高い声が出ようと、リズムが音程がと言っても声は響きません。
ここでは焦点を絞って歌う上で一番大事な事は何なのかを解説していきます。
歌うために一番大事な事
歌の基礎として一番大事な事は息です。
それ以外の部分がどれだけ上手く出来ていたとしても息を上手く使えていないと綺麗に声は出ません。
腹式呼吸の吸う方は多くの人が出来てることが多いですが、息を吐く腹式発声が出来ていない人が非常に多いです。
腹式呼吸自体が割とメジャーな言葉だからなのか、お腹に息を入れるというイメージ自体は持っていても重要なのは息を吐く方です。
息をお腹から吐くイメージを持ち実践できていないと、喉で息を吐こうとし喉が力みます。喉はリラックス出来ていたとしても声に張りがない弱い声になってしまいます。この弱い声はプロが使う優しい弱い声ではなく、ただ弱い声です。
小声での練習は注意
普段から家で大きな声で練習することが環境を持っている人は少ないでしょう。その為小声で練習するで悪い癖がついている可能性があります。
お腹から声を出すと音量が上がるというか声量が上がります。大きな声を出している意識がなくても声が響き自然と大きな声になってしまいます。
【出来ない人必見】歌う為の腹式呼吸と腹式発声の仕組みとやり方を解説
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腹式発声を身に着けると声が変わる
腹式発声を身につけると声が変わります。声に厚みが出て、大きな声を出していなくても声が響き通るようになります。
歌っていて声が枯れやすい人の半分くらいは息が原因です。もう半分は力みです。
腹式発声は歌う時だけでなく話す時も使うことが出来ます。男性声優の声を聴くと分かりやすいと思いますが、話している時と演じている時では声の厚みが違います。逆に言えば、腹式発声が出来るようになれば同じように厚めの声で話が出来るようになります。
声優の方は歌が上手い人が多いのはこういった理由でもあります。音程とかは別ですが、歌も声も一番大事な部分は同じだからです。
高い声が出したい人、ミックスボイスを出したい人
高い声を出すために息の圧を強くする必要があります。その為にも腹式発声が大事です。裏声では高い声出るけどって人は主に息が上手く使えていない人が多数です。
高い声を出したいって人もまずは基礎に立ち返ってみましょう。
まとめ
基礎という言い方をしましたが、ボイトレを受けた経験のある人はかなり少ないでしょう。歌が上手くなりたいと思う人は基礎を学んでみましょう。
自分が思っている以上に声は変わります。独学で歌を練習している人も、この情報が役に立てば嬉しいです。
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