張上げ発声は続けている癖になり、正しい発声から遠ざかってしまいます。
高音域を歌っていてキツイと思った人は、原因を知り改善していきましょう。
張上げ発声とは
張上げ発声とは、高音域で喉に無駄な力が入り息の力で強引に高音域を出している発声です。
張上げ発声とは
- 高音域で声が大きくなる
- 高音が出るけどキツイ
- 硬い金切り声になる
- 高音域が響かない
こういう状態が張上げ発声です。多くの人が張り上げ発声なっています、無理な発声を続けると喉を傷めるキッカケになったり、変な癖がついてしまうので張上げ発声はすぐ治すようにしましょう。
張上げ発声の原因
張上げ発声とは、本来チェストボイス(地声)では出せないような音域を無理に出そうとすることで張り上げてしまいます。
チェストボイス(地声)の音域には限界があり、無理に高い声を出そうとするとどうしても張上げ発声になってしまいます。強引に強い息を声帯に当てて声を出しています。
張上げ発声は喉に過度な力が入っており、喉締めになってしまう可能性もあるので特に注意が必要です。
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張上げ発声の治し方
張上げ発声を治す場合は、別の発声法を勉強する必要があります。張る上げ発声は無理をした発声なんで無理をするのをやめましょう!
張上げ発声を治せば高い声が出る、というのは間違っており張上げ発声自体が正しい発声ではないのです。
チェストボイスの音域は声帯に依存する為、個人で大きな差があります。その為高音域を出す際に裏声やミックスボイスを習得する必要があります。
ミックスボイスの習得には裏声が出せる事が必須となるので、地声の様な高音域を出したいという人はまず裏声の出し方を覚え、自由に使えるようにしましょう。
まとめ
地声で歌える音域は限界があります。
もっと高い声が出した!と思うのであれば更に声の出し方の勉強をしましょう。
今後ミックスボイスを習得するために、基礎が非常に大事になってきます。基礎が出来ていないとミックスボイスは出すことが出来ません。
張上げ発声になっている人は、他の部分でも変な癖がついてしまっている事が多いため一度自分の発声を見直していきましょう。