歌っていて歌声がコロコロと変わってしまう、高音と低音の声のギャップがある。
こういった悩みがある方はボイスポジションを意識して歌う事で改善することが出来ます。
ここではボイスポジションとは何か、どこにボイスポジションを持っていくのが良いのかを紹介していきます。
ボイスポジションとは
ボイスポジションとは声を当てる位置の事を言います。
声を口の中の特定ポジションに当てる事で歌声を安定させることが出来ます。声を響かせる場所を変えるだけで声質が変化する為、歌っている時にボイスポジションが安定していない人は歌声が安定しません。
ボイスポジションはどこ?
分かりやすいボイスポジションは3か所存在します。
ボイスポジション
- 硬口蓋
- 軟口蓋
- 下顎
- 軟口蓋と硬口蓋の間
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硬口蓋
硬口蓋は上顎の前歯の手前の硬い部分です。硬口蓋にボイスポジションを持っていくと、声が硬くなります。
硬口蓋を狙って声を出すと、硬口蓋周辺が振動している事が感じらると思います。
軟口蓋
軟口蓋は硬口蓋よりも喉の奥の部分、硬口蓋の骨が途切れた柔らかい場所です。
軟口蓋に音を響かせるとこもった感じの声になります。
下顎
下顎に響かせると胸も同時に響き、声が分厚くなります。低音域は下顎にボイスポジションを置くと良く響きますね。
硬口蓋と軟口蓋の間
ここが基本のボイスポジションです。軟口蓋を上の引き上げ硬口蓋と軟口蓋の間にメインのボイスポジションを意識することで声を安定して一番響かせることが出来ます。
ボイスポジションの意識
ボイスポジションは意識することで声質での硬い、細い、厚いなどの変化を安定させることが出来ます。厚めの声から高音でいきなり細く硬い声に変っては聞き手としては違和感を感じます。
全ての音程で繋がった声質を意識する必要があります。
その為上記で紹介した「硬口蓋と軟口蓋の間」にボイスポジションを持ってくることで歌声を安定させることが出来ます。