【ミックスボイスの出し方と練習方法】仕組みを理解し高音域を歌う

高音域を出すためにはミックボイス必須ですね。

最近のJ-POPも音域が広がり地声だけではまず歌えないような曲が増えています。

ミックボイスを出す前にミックスボイスはどういう仕組みで出ているのかを知っておきましょう。仕組みを知らないと練習しても何をやっているのか?何がダメなのか分かりません。これを知っているだけで、ミックボイスが出せない時に何が原因なのかを追究しやすくなります。

ポイント

ミックスボイスは仕組みと出し方を知らないと絶対に出せない

ミックボイスの出し方

まずゼロからミックスボイスの出し方を解説していきますね。

第一段階 ミックスボイスの練習【裏声強化】

ミックスボイスの練習方法方①

まずは裏声にエッジを混ぜていきましょう。
エッジボイスは声帯を脱力した状態で閉鎖させることにとても有効です。

注意点で力まないようにと書きましたが、無駄な力が入っていてはエッジボイスは出せません。
まずは安定して裏声でエッジボイスを出せるようになりましょう。

裏声で安定してエッジボイスが出せるようになったら、次はハミングにエッジを混ぜて地声から裏声まで繋げて音を出していきましょう。
ハミングで行う理由も先ほどと同じです。力が入りにくいから!力を抜くことはとても大事です。無駄な力を入れてはいけません。

ハミングで上から下まで出せるなったら、次は裏声だけで構いません。エッジを混ぜつつ声を出していきましょう。
上記の練習が確りと出来れば強めの裏声が出せるようになっているはずです。

この練習を行う時に、裏声を出している時の喉の感覚を確りと覚えておきましょう。

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高音、低音ミックスボイスを出すための喉の開き方と共鳴の使い方

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声帯のコントロールを学ぶ

声帯のコントロール、ストレッチや強化を一番分かりやすく身に着けることが出来る教材があります。

声帯の感覚は掴んでしまえば手を動かすのと同じくらい簡単に出来ますが、その感覚をつかむことが出来なければ何年もかかる場合もあります。
すぐに声帯を自由に扱えるようになりたい人とは是非!

高音域ボイストーニング

第二段階 ミックスボイスの練習②【ミックスボイス裏】

ミックスボイスとは裏声と地声の間にありますが、完全なら中間ではありません。
音域で言うのでは地声とも裏声とも被っています。

ミックスボイス音域

上の図を見てらえれば分かりやすいと思いますが、ミックスボイスは地声の音域も裏声の音域もカバーしています。
まずは裏声に近いのミックスボイスを強化していきます。地声に近いのミックスボイスの方が難しいため、裏声寄りのミックスボイスを出来るようになりそこから音域を広げていきます。

声帯を閉鎖する力【甲状披裂筋】は普段から話し声でも使っている筋肉の為、もともと結構強いです。
裏声は歌うこと以外では多用することが少ないため、輪状甲状筋の方が弱いです。

【超重要】筋肉のバランスをとる

超重要だけど難しいですよ!

ちょっと説明が複雑になるので 甲状披裂筋→地声 輪状甲状筋→裏声 と記載していきます。

ミックスボイス音域②

上の図で裏声8地声2とか書いてあるのは筋肉のバランスだと思ってください。
このバランスを取っていくことで地声のようなミックスボイスを出すことが出来ます。

練習方法としては先のSTEP①で裏声8地声2の状態は作れたと思います。
ここから音程を下げていき、裏声成分を残したまま地声の音域に突入していきます。まずは高音域でミックスボイスが綺麗に出せないと絶対に地声に繋がりません。

ポイントしては地声からミックスボイスに繋げないこと!
地声から繋げようとすると力が入りやすいです、先ほども言いましたが、地声はもともと強いんです。その強い地声に裏声を混ぜるのは難しい、そのため裏声→ミックスボイスで行います。
地声から繋げる事よりも、まずミックスボイスで一曲歌えるくらいまで音域を広げることを目標にやっていきましょう。

ポイント

声帯のバランスが一番大事
息の使い方はエッジボイスで学ぶ

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声帯閉鎖にはエッジボイスが有効、自然に閉鎖する声帯

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ミックボイスの出し方【仕組み】

まずはミックスボイスの仕組みを理解しましょう。
裏声のように高い音域を地声のような声で出せるという認識はみなさんあると思います。

man
地声とも裏声とも違う、第三の声?みたいな感じですか?
第三の声とは少し違いますね。仕組みとしては裏声と地声を合わせたような、中間にあるような声です。
とりあえず、こちらを見てみましょう。
先生

ミックスボイスの出し方【仕組み】

これがミックスボイスの正体です。
ここで2つ分からない用語があると思いますのでこの2つを説明していきますね。
先生
man
脱力と共鳴はどっちも必須なんですね
脱力をしないと使うべき筋肉を上手く使えませんし共鳴がないと声帯で響きを作れても響かず弱い音になってしまいます。
先生

ミックスボイスを出すための2つのポイント

輪状甲状筋と甲状披裂筋、ほとんどの人が初めて耳にする単語だと思います。
別に名前は覚える必要はありません。

どういう働きをしているのかをしっておきましょう

輪状甲状筋【裏声】伸ばす力、引っ張る力

輪状甲状筋とは主に裏声を使用する時に働く筋肉です。声帯を引っ張り引き伸ばすことで高い声を発声することができます。
裏声が息漏れ声になるのはこの筋肉が原因でもあります。合わさっている声帯を引っ張るため声帯に隙間ができてしまい息漏れ声になってしまっています。

ギターの弦に例えると分かりやすいです。
たるんでいる状態よりもピーンと張ってあった方が高い音が出ますよね。
これと同じ原理だと思ってもらってOKです。
先生
man
弦が太いと音も太く、細いと音も遅くなりますよね?
そうですね。
声帯を引っ張るというとことは、伸びて細くなるということでもあります。
先生

ミックスボイスの為の輪状甲状筋を鍛える方法:強く安定した裏声を出せるように、裏声のトレーニングを行う

甲状披裂筋【地声】閉じる力

甲状披裂筋とは声帯を閉鎖するための筋肉です。こちらは地声を発声する時に必ず使用される筋肉です。
しゃべり声で息が漏れてしまう人は甲状披裂筋の筋肉が弱いか上手く使えていないため、声帯の合わさりが悪く息漏れになってしまっていることが多いです。

ミックスボイスの為の甲状披裂筋を鍛える方法:エッジボイスの練習、どの音域でもエッジボイスを出せるように練習する

ミックボイスの出し方【仕組み②】

引っ張る力【輪状甲状筋】と閉じる力【甲状披裂筋】がどういう働きをしているのか分かってもらえたと思います。

ではでは、改めてさっきの図を見返してみましょう。

ミックスボイス=脱力+共鳴+輪状甲状筋【引っ張る力】+甲状披裂筋【閉じる力】

こういう答えになります。

ミックスボイスの仕組みはわかってもらえましたか?
先生
man
何となくわかりました。
地声の状態+引っ張る力
裏声の状態+閉じる力
ってことですよね?
そうです。
先ほども言いましたが、中間ですね。
地声と裏声どっちも出せないとまず難しいです。
先生

脱力と共鳴に関してはここでの説明は省かせてもらいます。腹式呼吸もじゃない?って言われるかもしれませんが、出すだけなら腹式呼吸が絶対に必要というわけではありません。

声が裏返ることとミックスボイスの関係

声が裏返るって言いますよね。
これは地声が裏声に裏声るってことです。

これは甲状披裂筋を使っていた地声が声帯を引っ張る力【輪状甲状筋】に負けて、パッと閉じていた声帯が開いてしまうため起こる現象です。

地声→裏声 の状態になっているということですね。甲状披裂筋と輪状甲状筋を上手く使うことにより 地声→ミックスボイス→裏声と言う形になります。

ミックスボイスとミドルボイスの違い

ミドルボイスは人によって認識が少し違います。ミックスボイスと混合して考えてしまっている人も多いみたいです。
というか専門用語ではありますが、使い方人それぞれ違うって感じですね。ここでは私の認識で解説していきますよ。

これは響かせる場所によって声質が変わるからです。

  • チェストボイス 胸に響きを集めることで低音(low)の強い太い声になります。
  • ミドルボイス 口腔、鼻腔に響きを集めることで、中音(mid)が強めの声になります。音域としても地声の中音域から高音域で使用します。
  • ヘッドボイス 鼻腔、頭に響きを集めることで高音(hi)の強い声質になります。ミックスボイスや、ヘッドボイスの共鳴として使用します。

ミドルボイスは地声の高音域らへんのことを指します。

ミックスボイスを出している時二つの筋肉を使用している感覚

甲状披裂筋の感覚

低く厚くなる声を意識して喉仏周辺に響かせる感覚でエッジボイスを出します。
エッジボイスを喉仏の真裏の一点で出す意識をし喉全体ではなく声帯の一番端だけを振動させるイメージです。
この時に舌根が下がり、喉仏が少し下がり、喉仏の裏の筋が少し下に引っ張られるのを感じられると思います。
この状態が甲状披裂筋が働いている感覚です。

地声を発声する時もこの感覚を意識することにより、厚みにある声発することができます。
この時に意識しすぎて喉や舌に力が入らいないように注意しましょう。

輪状甲状筋の感覚

安定した裏声が出せること前提です。
裏声の状態、エッジボイスを出します。
まずは出しやす音程でエッジボイスをだし徐々に音程を上げていきます、この時声帯の先っぽの一部分だけを振動させるようにしてください。
このイメージ持ちながら裏声エッジで音程を上げていくと、喉仏周辺から上の方に筋が伸びていくのを感じられると思います。この感覚は結構つかみにくいです。
喉仏の真裏に声帯があり、片一方は喉仏にくっついており、もう片方を耳の方に上げていくイメージです。
声帯が上の方に引っ張られていく感覚を感じられればそれが輪状甲状筋が働いている状態です。

裏声が弱い状態だとエッジボイスを出すことさえ難しいと思いますが、根気よく裏声を強くしていきましょう。
裏声でエッジボイスが出せるということは声帯を引っ張りながら閉鎖ができている証拠でもあるので、まずここまでたどり着けるように練習しましょう。

参考音源【ONE OK ROCK】

ONE OK ROCK のTakaさんを参考に聞いてみましょう。
ここで注意して聞いてほしいのは歌いだしのエッジボイスです。

これは地声でも言えることですが、エッジボイスからそのまま発声に繋げると正しい息の量や声帯閉鎖を行った状態発声しやすくなります。
そういう意味でも裏声にエッジボイスを混ぜることは非常に効果があるんです。上の楽曲の場合はアレンジとして入れているんだと思いますがそういうアレンジとして使えますね。
ちなみにこれは殆どミックスボイスで歌っています、たぶん。
Aメロなんかは男性の場合は地声の方が歌いやすい音域ですが、ここもミックスボイスで歌っています。

ミックスボイス声質
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