【デスボイスの出し方】喉に負荷のないデスボイスの出し方/グロウル/スクリーム

デスボイスの出し方

デスボイスを出したい!
でも出し方がわからないという方に、少しでもデスボイスのコツを掴めるように解説していきます。
デスボイス、スクリーム自体が日本ではあまり需要がないため、日本でのオリコンチャートなどはほとんど聞きませんね。
私はずっと日本在住なので、海外ではどれくらい知名度があるのか需要があるのか分かりませんが、日本では需要がなさ過ぎて出し方をまとめた書籍などもあまりありません。
何より、やる人が少ないため、教えることが出来る人も少ないです。
難しいと思う人は沢山いるかと思いますが、慣れれば高音域を出すよりも非常に楽に発声することが出来ます。

 

デスボイス、シャウトのための準備編

前回スクリーム、デスボイスの種類に関して説明をしました。

では、実際にデスボイス、デス声を出してみましょう。
まず、最低限これができなければ、一度ここから引き返してください。

上記ができていることが大前提です。

小声だと出るのに、、、という人はまずそのやり方は忘れましょう。
小声でしか出ない場合は、出し方自体が間違っているか、響きが足りないからです。
デスボイスは力ずよく出すイメージがありますが、実際はその逆です、力が入るのは腹筋だけです。
息の量を増やし、歪みを生み出すためにはその響きを増幅させるための柔らかい空間が必要です。

ただ叫ぶだけでは楽な出し方にはたどり着けません。喉を傷めず楽に発声するためには上記のことを意識しながら練習する必要があります。

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デスボイス関係の教則本がないのは誰も真のデスボイスを知らないから

Contents1 デスボイスの勧め1.1 なぜデスボイスは教則本がないのか?1.2 デスボイスを学ぶ前に デスボイスの勧め デスボイスを出したいと思った人であれば探したことがあるかもしません。 でも ...

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デスボイス参考音源

まず音源を聞いてみてください、これから解説することができれば、この音源のようなデスボイス、スクリームができるようになります。

カラオケで録音したものになります。
ちなみにですが、デスボイスなどを出すときにマイクのスクリーン(先っぽの部分)を両手で覆い隠すように握ったりする人もいますがこの音源は普通にマイクを持っています。
プロのMVなどを見てもマイクのスクリーンを持って歌っている人もいますが、ハウリングしやすくなりオススメしません。
あれはパフォーマンスの一種だったり、音を極端にこもらせたり、超低音域のデスボイスなどを出す時音量が足りなくなるため行っていたりと、時と場合によって行うものです。
これからやっていくことは基礎的なことになりますので、まずは自分の体一つで出せるようになれるようになりましょう。

フライスクリーム(スクリーム)

主に中音域から高音域を中心し使用されています。
スクリームとフライスクリームは同じような解釈がされているけれど、別物と認識している人もいます。
自分のイメージではスクリームを出すためのテクニックがフライスクリームだと解釈しています。
ジャンルとしては、スクリーモ、メタルコア、POPなど幅広く使用されています。

発声方法としては、声帯の閉鎖が強く、閉じた声帯に過度の息を流し込み音を歪ませつつ声を出しています。
ミックス、ヘッドなどの高音域発声とも同時に使用することにより固い高めのエッジのかかったシャウトになります。

日本ではcoldrain、PTP、Oneokrockなどが使用しています。

フォールコードスクリーム(デスボイス、デス声)

低音域を中心に使用されています。

こちらもグロウル、グラント、フォールスコードスクリームとありますが、聞こえ方としては似ていると思うのでまとめさせて頂きました。
ジャンルとしてはメロデス、メタルコア、などメタル全般で使用されていますね。
日本だと実際そこまで日の目を見ているバンドは少ないですね、ただ探すと結構あったりしますけどね。

発声方法、地声の状態で少し声帯を開きそこに過度の息を流し声を歪ませています。
叫ぶというよりも唸るに近い響きになります。

日本ではマキシマムザホルモン/DIR EN GREY/SiMなどが使用しています。

デスボイスを出してみよう!実践編

それでは実際にやっていきましょう!

まず、口を閉じハミングでエッジボイスを出します。

この時に楽に出せる一番低い音でエッジボイスを出しましょう。
その時に喉仏の上の柔らかい部分に響きが集中させることを意識しながら、下向きに顎に向かって声を出すように意識しつつ声を出していきましょう。大きい声は必要あります。

デスボイス出し方、デスボイス、デス声、デス声出し方、スクリーム、シャウト、ガテラル、グロウル

まずハミングで行う理由ですが、ハミングだと喉に力が入りにくく、響きを感じやすいからです。
ハミング→低音でエッジボイス

 

ここまでは最初に書いた事前の準備ができていれば誰でもできると思います。
次はエッジボイスのプツプツの幅を細かく、狭くしていきます。
具体的にはエッジボイスを保ちながら息の量を増やしていきます。息の量は喉でコントロールするのではなくお腹でコントロールしてください、強く息を出すイメージが大切です。
ここで喉に力が入らないように注意しましょう。

重要ポイント 

ここで響かせる場所が重要です。

デスボイスが一番近い状態として喉を鳴らす、咳払いなどが近いです。声帯を閉じそこに息を流し込むからです。
デスボイスの場合、下顎の響きをさらに強くするために、喉仏を下げ、響かせる場所を大きくします。
どのくらいかというと、あくびをしたとき下がるくらいは下げてみましょう。
小声でしか出せない人は、ここでつまずいている人が多いです。
歪むのに音量がでない→息の量をさらに増やす→喉に力が入る→響かないため音量が出ない
この連鎖にはまっている人が非常に多いです。
スクリームの場合は喉を開くのは同じですが響きを首の後ろ、耳の後ろらへんに響きを持ってくることを意識しましょう。
ミックスボイスが出せる人はミックスに乗せるとより、固目の音になります。
コツとしては、デスボイスは唸るように!
スクリームは叫ぶように!

ハミング→エッジ→細かく→響きを広げる

ちなみに上の音源は口は開いていません。

ここまでできれば、あとは口を開けて響きを保つだけです。
・ここで分岐

前の記事で説明した、

  • デスボイス(グロウル、フォールスコードスクリーム)
  • スクリーム(フライスクリーム)

この2種類の分岐です。

上の状態までできたとしてこの状態が人によってどちらになっているわかりません。
息が増えで声帯が閉まったか、開いたか、このどちらでも声は歪むからです。
自分の場合じゃ上記の音源ではデスボイスですね、声帯が開いている状態に息が多い状態。

スクリーム

フライの場合は固い感じになります。

デスボイス

こちらの方が柔らかい感じになります。
個人的にですがデスボイスの方が最初は出しやすいと思います。
普段エッジから声を出そうとすると、声帯が開いてチェストによって行くからです。
最初のうちはあまりこの状態で歌いこまないようにしましょう、喉を傷めてしまう可能性があります。
責任はとれませんので、過度にはやりすぎないように!

デスボイス、スクリームを出すための声帯閉鎖の重要性

声帯閉鎖が重要ですが、閉鎖するだが重要なわけではありません。

声帯閉鎖の使い方はシャウトの種類によって異なりますが、自分の意志で声帯をある程度コントロールできるようにしましょう。

声帯のコントロールを学ぶ

声帯のコントロール、ストレッチや強化を一番分かりやすく身に着けることが出来る教材があります。

声帯の感覚は掴んでしまえば手を動かすのと同じくらい簡単に出来ますが、その感覚をつかむことが出来なければ何年もかかる場合もあります。
すぐに声帯を自由に扱えるようになりたい人とは是非!

フライスクリーム(スクリーム)の練習法、出し方!具体的に!

声帯で息を止めている状態(声帯が閉鎖している状態)で息を出していきます。

この時にあまり力を入れないように強めに声帯閉じます。力が必要と考えるかもしれませんが、みんな拳を握るときにそんなに力を入れませんよね?それと同じ感覚です。
閉鎖した状態に強めに息を吐き、エッジを出す感覚で歪みを作ります。
これに響きを追加していくだけです、スクリームの場合は上の方に鼻腔共鳴を意識して響きを得るようにしましょう。あとは腹式呼吸でしっかりと息を送り込めば自然と共鳴が増え音量が増します。

声帯閉鎖→息→エッジ→共鳴→息増幅→完成!

簡単に書くとこのような流れになります、ミックスボイスよりも少し強めの閉鎖をイメージしましょう。

フォールコードスクリーム(デスボイス、デス声)の練習法、出し方!具体的に!

デスボイスの場合はスクリームとは順序が逆になります。
息に対して閉鎖を加えていきます、上にも書きましたがエッジボイスの粒を細かくしていく感じです。
その状態で息の量を増やしこちらは喉に共鳴を集めるように意識します。

息→声帯閉鎖→エッジ→共鳴→息増幅→完成!

こんな感じになりますね。

デスボイス、スクリームで使う息の量

声の大きさによって当然使う息の量は変わりますが、通常の歌っている歌と同じ音量で歌うためにはそれなりに息の量が必要になります。
使い方は普通に歌っている時と同じですが、感覚としては少し息の量が強め多めな感じです。
息の量を安定して供給するためには腹式呼吸、腹式発声が必須になります、出来ていなくてもデスボイス自体は出すことが出来ますが、ちょっと長いフレーズになるとすぐに息が続かなくなってしまいます。

喉を傷めない練習方法

ハミング→エッジ→細かく、狭く

上記でやった歪む手前のまでエッジボイスの状態、この状態で口の中いろんなところで響かせてみましょう。
ここで上手くいかない場合は喉に力が入っている可能性があります、そんな時はリップロールをしながらエッジボイスを出しましょう。
この方法は喉に力が入らず、声帯の響き、閉鎖を感じられる非常に良い練習です。
ここから音質を変えていくには響かせる場所変えていきます。
ミドルボイスでも同じような発声で声を歪ませることができます。
高音の場合は頭、鼻腔に響かせます。
まず力まないことが一番重要です、これができれば後は流れでどうにかなります。
ここで上手く響かなければ口を開けても音量は絶対にでません、音量がでないからと言って息の量だったり力に頼らないようにしましょう。息はその状態を維持するためのものであって、増やしても音量にはあまり影響しません。

変な練習方法はほんとに声帯に傷をつけます。

喉が傷めるてしまうデスボイスの出し方

音量が出ないからと息を多量に送り込みすぎた場合

喉に力が入っており、力で固まった声帯に無理やり息を当てている場合

この二点が非常に危険です。

声帯とは非常にデリケートな部分なため、少しでも違和感を感じたら休憩しやり方を見直しましょう。

番外編:ホーミー

ホーミーとはモンゴル民謡で使われる独特の発声です。
この発声方法はデスボイスとよく似ています、振動、歪みの作り方は殆ど同じでどう響かせるかが違うだけです。
つまりデスボイスを教える教則本は少ないですが、ホーミーの歪みの作り方を学ぶことによってデスボイスにたどり着くことが出来るかもしれません。

機械の力を借りる【ボーカルエフェクター】

どうしてもデスボイスが出せない、出せたけど自分の望んでいた音質とちょっと違う!

個人的にはあまりお勧めはしませんが、エフェクターでディストーションなどをかければそれっぽくは加工することが出来ます。
レコーディング時は大体入っているソフトなどで加工することは可能ですが、ライブで音が変わりすぎてしまってはかっこ悪いのでもし使うのであればエフェクターも厳選し自分の声として使えるものを使用しましょう。
ライブハウスなどによってリバーブなどのかかり方が違うため、一台持っていると便利です。ディレイなどを使いたい!なんて場合でも対応しているものがほとんどなのでライブをよく行う方には一度購入を考えてほしいですね。

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